主にエロゲ中心の日々「PRIMAL×HEARTS」　感想

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「PRIMAL×HEARTS」　感想

なんだかんだで遅くなってしまった「PRIMAL×HEARTS」のかんそうです。
８月発売なので追記の方に書いておきますね。

↓　↓　↓

ということで「PRIMAL×HEARTS」です。
生徒会関連で「海空のフラグメンツ」、「恋がさくころ桜どき」と続いての３作目でした。
ストーリーは田舎から出てきた主人公が恋をしたいという事で、間ノ島学園へと転校してくる所から舞台は始まります。
主人公はモテるために無理やりキャラを作ろうとするものの、どうしても素直な性格がでてしまいます。
「海空のフラグメンツ」でも主人公は無理にキャラを作るという事で似ているのかと思ったのですが、「PRIMAL×HEARTS」は違いましたね。
主人公は人類最強といわれている鳴神流当主の父親に育てられ、師範代の腕前を持つ身体能力の持ち主です。超能力のようなものがない普通の世界観の学園物のエロゲーではあまり見られない設定ですね。
間ノ島学園は比較的裕福な生徒が多く、ルートによっては主人公の家庭も裕福だったことがわかります。
そんな感じで主人公のスペックは完璧だったりします。この事を主人公自身は意識しておらず、田舎者という役どころなので嫌味には感じませんでした。
主人公が初めから高スペックなのは最近のアニメによくありますが、それよりは結構古いアニメの主人公といった様なキャラクターです。

学園物としていくつか良かった点を挙げていきます。

主人公視点で話を進めてくれるのでストーリーを気にさせてくれました。
当たり前のことを言っていますが、主人公視点から一歩引いた(プレーヤー目線)ような表現の作品が多いんですよね。
その点「PRIMAL×HEARTS」は感情移入とまではいかないものの、ストーリーの先に進めたくなりました。

それとキャラクター同士の会話がスムーズです。
良くない例として、会話で互いに意見を主張しあうことで衝突したり仲良くなったりしますね、その時に主張する意見同士の会話になったりすると、プレイしているこちらとしては置いてけぼりになることが結構あります。
「PRIMAL×HEARTS」は主人公のやることなすことがうまく運び過ぎなのに、それを周りからサポートするキャラクターがきちんと支えてくれます。

最後に授業がきちんとあること。
他のゲームでは学園物で普通の授業風景が生活の中で表現されている作品が思っているより少ないです。
というのも学園物でただの学生生活を送らせるよりは非日常要素を混ぜると、その非日常の軸を活かすために授業はストーリー中の箸休めとしての描写をする作品がかなりあります。その点「PRIMAL×HEARTS」は通学から帰宅まで学園生活を主としてやっています。これは思っていた以上に良かったです。

各ルートごとに主となる話題が被りにくいのもいいですね。鳴神流師範代の主人公の実力により殆どの問題が片付いてしまう所があったりしますが、ゲーム好き、鳴神流、生徒会、生活力とそれぞれの要素を各ルートごとによって強弱をつけているのでヒロインごとにストーリーを楽しめます。

僕は歌奈→姫→聖良→ゆづきの順に攻略していきました。
実はこれには理由があって、生徒会関連が主となるのでヒロインも生徒会でのトラブルで話が進んでいきそうだと思い、この中では１番影響がなさそうな歌奈がいいかなと思いました。
これは読み違えましたね。上記の内容を総合すると、「PRIMAL×HEARTS」はキャラクターが個性を活かしきって会話をするので漫画やアニメを見ているような感覚に近いです。だから生徒会の話が主であっても、そこから派生したイベントは小さく纏まっています。なので誰から攻略しても、他のルートで肩透かしを食らう事がありません。
歌奈が終わった後はゆづきにしようかどうしようか悩まずに選べました。

次に各ルートについて書いていこうと思うのですが、睡魔が物凄い勢いで身体を蝕んでいるので起床したら続きを書いていきます。尻切れトンボですいません。m(_ _)m

[2014/09/21 04:55] | 感想 | トラックバック(0) | コメント(0)

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