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「アマカノ」 感想
ということで「アマカノ」の感想です。
作品の性質上ネタバレとかはないので追記には書かなくて大丈夫でしょう。
ネクストン系列の新ブランド「あざらしそふと」の第1作目です。
抜きゲーでは幅広いジャンルを出しているネクストンの中では普通の恋愛ADVというのは珍しいですね。
なんといっても「アマカノ」はピロ水氏の可愛らしい絵が目を引きます。作風でもあるように、ヒロインは皆特に派手という事はなく、エロゲ目線でみれば地味目ですね。
田舎が舞台の恋愛という事もあっての設定ですが、ピロ水氏の絵の良さがいい形で表現できていると思います。
例えば髪の色が、紗雪が青、こはるがピンク、聖が金といった設定だったら全然違ったゲームになっていたんじゃないかと思います。
そういう意味でも今回のヒロイン3人の設定は完璧ですね。

ストーリーは評価しにくいです。というのも良い部分もあれば気になった部分もあり、どちらを直そうとすれば他が悪くなるといった感じだからです。
僕は紗雪、こはる、聖の順にクリアして行きました。
先ずは紗雪ルートを最初にやって良かったと思います。というのも「アマカノ」がどんな感じの作品なのかを掴みたかったんですよね。
紗雪ルートをやっていて思ったのは、特にシナリオに大きな起伏がなく結ばれるという事、結ばれてからの関係が良かった事です。
この時に「アマカノ」全体の楽しみ方が分かったので、他2人はすんなりと入っていけました。
全ヒロイン共通して(一応こはるだけあるといえばある)主人公とヒロインは日常会話とちょっとしたイベントでお互いを意識して個別ルートに入ります。
僕としてはもう少し何かあってもいいと思ったのですが、観光街の田舎が舞台なので世界が狭く、余計な重いイベントなどを入れたりすると個別ルートでの世界観が壊れてしまったり、無理に整合性を合わせるためにちぐはぐになってしまうのかもしれません。
それでももう少しは学園らしいイベントはあってもいいように思いました。周りのクラスメイト達がいい人すぎるというかなんというか、はやし立てるにしても毒にも薬にもならないような台詞ばかりで主人公には直接関与してくる事はないのは気になりました。
でもこれに関しても、深い関係でもないのに突っ込んできたり、トラブルを起こされてもストレスになるだけなので何とも言えませんね~。何故グラフィックもない男キャラにボイスがあったのかは謎です。(笑)
紗雪ルートでは結ばれた後に「修行」ということでちょっとした妨害がありました。これも悪意は全くなく、寧ろ妨害している側が罪悪感を抱いていたので話としては押しが弱いかなと思いました。
そしてこはる、聖ルートでは殆どそういったこともありませんでした。
これだけだと魅力も何にもないように思いますが、各個別ルートに入ってからようやく楽しみ方が分かってきます。

このゲームの売りの一つである告白のタイミングを自分で決める。これはいいですね。最初に思いを伝えるコマンドが出てきた時、告白の選択を無視し続けると主人公とヒロインとのむずがゆくなる様な葛藤を見ることができます。またそれを続けているとヒロインの方から告白されます。
男らしく決めるか、ヒロインの方から迫ってもらえるか、一つのゲームで2種類味わえる事はなかなかありません。
ヒロインと結ばれた後のイチャイチャっぷりは突き抜けていますね。告白をどうするかが入口で、ここから本編だと思ってもいいと思います。
紗雪ルートを終えた時、正に「アマカノ」なんだなぁと実感しました。
先述したゲームのバランスですが、「アマカノ」の要素を最大限に発揮するがために他ではストレスがかからないようになっているんだと思います。これがシナリオの方に重きを置くと「アマカノ」要素は揺らぎ、更には明るい学園物の抜きゲー作品にしても「アマカノ」要素はなかったんじゃないでしょうか。
つまりヒロインと徹底的にイチャイチャを楽しんでくれという事ですね~。
更にはピロ水氏の絵もさることながらキャストもばっちりした配役でした。
Hシーンに関してはネクストンということで問題なしです。(笑)

それと他のゲームでもたまにあるように、主人公視点からヒロイン視点に切り替わるのも良かったです。これに関しては「アマカノ」のようなゲームだけでなく、他のシナリオ重視のゲームでも採用していいと思います。
主人公のみの視点で進めていくと全体が見えなかったり、または説明を挟む必要が出てくることもありますからね。
それに視点が切り替わったキャラへの愛着もわきやすいです。

少々長くなりましたが「アマカノ」全体としてはこんな感じですね。
特に全体をテーマにしたストーリーも何もない、けれど「アマカノ」を精一杯表現できています。
なんとなく、昔の恋愛ゲームからストレスとなる要素を取り除いたような作品です。
いっそのこと突き抜けて、結ばれるまでの部分でも甘くて恋人になれきれないもどかしい関係なんかを詰め込んでも良かったかな~、なんて思いました。
季節は正に今なので、「アマカノ」な冬を過ごしたい気分の時にはぴったりのゲームだと思います。

今後の「あざらしそふと」に期待したいのはいくつかあるけれど、なんにせよ次の作品のコンセプト次第ですね。同じような感じだと飽きやすいと思うし、「アマカノ」のような落ち着いた世界観でやるのかどうなのか、期待したいと思います。





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