主にエロゲ中心の日々「シロガネ×スピリッツ！」　感想

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「シロガネ×スピリッツ！」　感想

なんとか金曜までに「シロガネ×スピリッツ！」を遊びつくしました～。
特にネタバレも何もないような作品ですが一応追記に書いておきますね。

↓　↓　↓

ということで感想です。

物語の舞台となる守城市では学園の生徒会同士によるバトルイベントが開催されています。
守城市自体がこのイベントを観光業として街を発展させていて、バトルに勝利した学園は１年間守城市を統治する権限を手にする事が出来ます。
主人公はそんなことも知らず桜武学園へと転入することになり、生徒会に強引に入れられてしまい…といったストーリーです。

ヒロインは生徒会の４人となっています。
それと学園は全部で８つと多く、どのルートでも全部の学園が出場しているのには驚きました。
各それぞれの学園メンバーはキャラ分けがされているので、どのキャラも印象深く残っています。
出落ちだろうと思っていたマーリンズの２人がいつでも笑いを提供してくれたのがいいですね！それらしい訛りが最高でした。
ストーリーの方は桜武が優勝することに変わりはないものの、ヒロインによって決勝の相手が暁月か麗仙か分かれており、且つ決勝の方法も変えてきたのは飽きずに楽しめました。

バトルに関しては、あくまで学生のイベントという事で殺めるようなことはしてはいけません。
非常にスポーツ的で、相手が降参したら勝利となる場合が多かったです。
登場人物の用いる武器が凶悪なので、手加減しないと間違いが起きてしまうのではと思う事もありました。
そこら辺の現実っぽさと武器の危険性のバランスが取れているような取れていないような内容だったのは惜しかったなぁと思いました。
完全にスポーツ感覚の安全性が確保してあったり、なにかの拍子にキャラクターが再起不能になってしまうと、ストーリーが軽くも重くもなり過ぎるのでバランスが難しいのだと思います。

僕は、雪菜→愛→千景→真咲の順にプレイしました。
自分としてはベストな選択だったと思っていますが、話はそれぞれのヒロイン毎に展開されるので変なネタバレは気にせず好きな順番にプレイして大丈夫です。

今作は単純にバトルをするというよりは、焦点が色々とあるように思います。
勿論バトルそのものの存在はウェイトとして大きいです。バトルのおかげで戦略的な面や学校の特色が分けられています。

もう一つは桜武の生徒会メンバーとの親交です。中心がバトルのみのストーリーだと各ヒロインの魅力がそちらにもっていかれてしまい、ＡＤＶとしての魅力が半減してしまいがちになってしまいます。今作はバトル以外にもお出かけに行ったり他校の生徒と交流を持ったりと、きちんと学園生活を表現してくれていたと思います。

あとはバトル描写ですね。それぞれの武器の特徴を活かそうとしているので、１戦１戦があっさり片付いてしまいます。それ以上やると危険だったり不意打ちだったりということもあるので、もしかしたらバトルを長引かせるのは合わないのかもしれません。

これらのポイントがそれぞれ絡み合うことでプレーヤーは世界観に入りやすくなっています。
そのかわり掘り下げすぎることもなく、反対に物足りなく感じる所がいくつかありました。
人間関係は十分伝わってきたので、サクッと楽しめるようにするか読み応えのあるようにするかは判断は大変だったんじゃないかと思います。
全体的に話を掘り下げて欲しいとは思いますが掘り下げすぎて説明文になってしまう可能性もあるので、一通りプレイし終わった今となっては時折感じた物足りなさが丁度いいようにも思えました。

………と、ここで誠に勝手ながら猛烈に眠いので、一端ここで区切らせてもらいます。
各ヒロインについてや気になった事があれば、追記か新規記事で纏めようと思います。orz

[2015/04/22 03:43] | 感想 | トラックバック(0) | コメント(0)

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