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「ぼくの一人戦争」 感想
昨日から思い切ってプレイし終わりました「ぼくの一人戦争」の感想です。
ネタバレ満載なので追記に書いておきますね。




『ぼくの一人戦争』を応援しています!




↓   ↓   ↓




ということで感想です。本当にネタバレなので気をつけて下さい。




ストーリーは選択肢もなく1本道だったのですっきりとプレイできました。
そしてプレイし始めてOPムービーまでこのゲームのストーリーを勘違いしていることが分かりました。
というのも体験版はプレイしていない為、「最後の独りになるまで、このゲームは終わらない」の謳い文句と、紹介文を読んだ時に、ストーリーはバトルロワイヤルのような事態なのかと勝手に思ってしまっていました。
ゲーム開始時は主人公の弟である永治視点で始まるので、より直接的な戦いのお話を予感しました。
公式サイトの方にも永治はるみの次に、主人公である蓮司は長門の一つ前になっていますね。

いざ始まってみると縦書きの文章に情景描写など、ここの所プレイしていなかったタイプの文章だったので新鮮でした。
小説っぽい…というよりは、最近プレイしているゲームにそういった要素がなかったなと痛感させられました。
そして物語は、人として過ちを犯してしまった永治が、兄の蓮司と兄の恋人のるみと共に出身地である韮島に来るシーンから始まります。
永治の口調が到底主人公とは思えないものであるのに対し、るみの天使っぷりが対照的なので、ストーリーを通して永治が更生していくものだと思っていました。
なんとなしに違和感は感じていたものの、OPに入る直前に永治がるみを襲おうとしたシーンは驚きましたね。
てっきりるみが武術で撃退するのかと思いきや、そのような素振りもなかったので蓮司が手を挙げた時は安心しました。


それからは蓮司が主人公となるも、何をしているのか不明な長門、山に閉じ込めた永治という二人の異質な存在がいることで展開が読めませんでした。
山小屋で向坂と接触したことで「会」に関わった主人公の場面は急に展開されたので、事態を飲み込むのは難しかったです。まだこの時にもこのゲームが、明確な敵がいるものだと思っていました。
その後、主人公が初めて「会」に呼ばれた時にようやくバトルロワイヤルの様なものではないと気付かされました。

2度目の「会」の時に工藤先生が敵に対して凄い余裕だったことや、王である蓮司には数字となって敵の数や見方のコストなど、あまりにもゲーム的すぎたので拍子抜けしてしまいました。
現実に脅威になりえる永治や長門に比べ、肝心のゲームの方はやけに空気が違うなと思いました。
それもそのはず、「会」は「会」の中での出来事より現実での影響を受け、さらには影響を与えるので、バトルロワイヤルの様な悲惨さは「会」は持ち合わせていないんでしょうね。
なのでプレイしていて初めの方は、そんな「会」と別空間があるなかで学園生活が並行して進んでいくのは無理があるんじゃないかと感じました。
工藤先生やしのぶが犠牲になった所で、「会」と生活の密接っぷりがようやくわかってきました。

このゲームの前提として、主人公が(るみも)それまでの生活で問題があったからこそ成り立つのだと思います。
特に不自由なく育ってきた主人公であるなら、多分日常も「会」も明るく乗り切っていたでしょう。
それを際立たせるのが各キャラクターと主人公の出会いや別れのシーンです。
蓮司自身も気づいていく通り、何でもできるように見えて足りていない所の多い主人公です。
自分との葛藤よりは、素晴らし過ぎる友情から一歩進んだ他者との見えていなかった壁に気付くといった所ですかね。
なので各キャラクターとの交流のシーンは心温まりますね~。
これが普通の主人公なら自分も相手も全てをひけらかした上での交流となるので、「会」と日常が切り離されたものになっているんじゃないかな。

文章の方では文面のみを追っていると、少し場面を想像する所がありました。
蓮司が相手の事を思いやっているのを知った上で会話の相手が見当違いの事を言ったり行動すると、文面のみではちぐはぐになっています。
こういう時に1度で流せない僕の読解力の無さを痛感しました。
そんな中で長門の発する言葉の数々はとても受け入れやすかったです。
敵か味方ではなく蓮司が置かれている状況についてのみの情報が出てくるので、プレイヤー側にもすんなりと入ってきました。(笑)

それからの「会」については日常と密接しすぎていたために、「記憶から忘れさせる」「修復も可能」等といった要素は強引に移ってしまいましたね。
僕は別段それで受け入れられたのですが、ここで「会」の遊び的な部分が出てしまい違和感を感じるかもしれません。
また、工藤先生は真実に近づけたという「会」についての詳細は分からずに物語は幕を閉じました。
気にはなりますが、これはこれで十分ですね。
よくあるパターンだと、この後に真実を求め、新たな困難に立ち向かう、なんてなったりします。
蓮司が、るみが互いに幸せを掴む話としては蛇足というものでしょう。
ストーリーも1本だからこれ以上「会」については書く事はないかなぁ。


「ぼくの一人戦争」は「会」という異空間ではなく、いつでも各キャラクター同士の人間関係や友情が映えています。
それに向き合う、立ち向かうという意味の「ぼくの一人戦争」なのだと思います。
るみは天使すぎるし、友達もみんな良い人すぎるし、友情っていいですね~。(笑)
個人的にはしのぶが好きです。あのなんとも言えない前置きがツボです。

感想としてはこんなところでしょうか。
公式の方を見てみたら「会」を体験できるミニゲームが公開されていますね。あとでやってみよう!




『ぼくの一人戦争』を応援しています!
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