主にエロゲ中心の日々英雄＊戦姫　感想

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英雄＊戦姫　感想

　ようやく「英雄＊戦姫」が終わりました！いや～長かった！
　本当によくこんなに面白い作品を作れたなぁと感動しています。

　情報として難易度を上げるための条件は調べておいたのですが、それ以外は全くネタバレせずにやったのでまさかまさかのボリュームでした。一応行動ポイントを１回以上使うことを決めてやっていたのですが、ゲーム中盤に差し掛かった（と思っていた）EU前に露を制圧が中々に骨折りました。確かプレイの方もここら辺で暫く休憩してたかな。再開してからは結構なペースでやっていたつもりだったんですが…まだまだでしたね。

　システム面でもいい意味で期待を裏切ってくれました。ゲームを始めた時に背景がちっちゃくて使い回しばかりなので、こういう表現もありかな程度に思っていたのですが、イベント量とキャラの会話を考えるとこれくらい簡素化しちゃっていても全然気にならなくなるというのは新鮮でした。
　それと、多少の差はあるものの全キャラのイベントを盛り込んでいた事には驚愕です。

　ストーリーは王道中の王道という感じで、最後まで二転三転していくものの一つ一つのボリュームはしっかりとしているのは、エロゲとしては丁寧過ぎる作りで驚いてしまいました。
　１周で全キャラとイベントが発生するハーレム物ですが、ゲームシステムとキャライベントの会話がとても面白く、キャラが多いからHシーンも多いけど嫌味がなかったです。
　あのキャラとのシーン数を増やして欲しかったというよりは、キャラ同士の絡みをいつまでも見ていたい気分になりました。

　基本的には有利な属性で戦えばいい…という訳ではなく、溜まったブレイブポイントと必殺技の兼ね合いで戦い方を変えなくてはいけないのに気付いたのも露の拠点を攻めてる時に思いました。
　初めは難易度的を上げる事を狙っていたのもあり、色んな属性の英雄を全体的に満遍なく使うことができなかったのがミスってたかな。ルート的な関係で、序盤に加入した三蔵法師が他キャラとは違ったベクトルのキャラだったのでついつい使っちゃいました。

　銃キャラと魔法キャラがあんまり有効的に使えなかったなぁ。当たり前の話として自分からどんどん攻めるだけのゲームだと、壁になるか１回はそれなりの攻撃入れられないと結構つらいんですよね。
　勿論速度の速いキャラから行動することになるので、遅かったり通常攻撃のディレイが遅すぎると使いにくい。ただ長期戦や、素早さとブレイブポイントを考えた戦術をとれば、どんな相手にも柔軟に戦えそうですね。ここら辺はGOLDの方で色々とやってみる価値はありそうです。
　パーティー構成は中盤では、どのキャラにも有利不利がつきにくい槍属性のキャラばかりのパーティー構成でしたね。まだ英雄技がでてなかったので、速度がそれなりな上に攻撃範囲も広く、また必殺技の薙ぎ払いがあったりと使いやすかったです。
　特に露では前衛の攻撃力が低く、後衛が厄介だったりするので、槍で後衛を速攻で倒して体力半分のペナルティを補ってました。

　呂布姉さんと弁慶には結構お世話になりました。多分本当は剣キャラをうまく使っていればバランス良くいけたりしたんじゃないかと思ってます。というのも、有利属性じゃない相手に必殺技を当てた時に、うまく使えば使用したブレイブポイントと、回収できるブレイブポイントが同じくらいだというのに気付かなかったので、ひたすら通常攻撃で戦っていたのが良くなかったですね。

　そして終盤に入る辺りに、弓キャラのダメージ効率の良さに気付き、弓キャラ使ってました。

　後半は完全にフビライ様無双でしたね。レーヴァテイン（クリティカル率+50％）を装備していたので殆どの攻撃がクリティカルでした。
　英雄技が次々と解禁される辺りで英雄技を見るためにブレイブポイントを溜めるのに慣れてきたのですが、フビライ様のルフウィングは弓だから攻撃範囲が広いのと攻撃対象も多く、２キャラに当てればクリティカルで大抵は使った分のブレイブポイントが回収できたのでとんでもないことになってました。

　あとはアリストテレスですね。自身の速度は遅いものの、こちらは特性で前衛の速度２UPが便利だったのと、広い攻撃範囲にそこそこのダメージをいつでも期待できたので使ってました。攻撃面では他キャラを使った方が良いのですが、状況によっては使えるディスペルを持っているので本当にいいサポートキャラでした。英雄技はうまく活用できませんでしたが、出番を狙えば使い道はあったように思います。

個人的にはまったキャラでも

　先ずはアレキサンダーですね。見た目の鮮やかさとさっぱりした性格に加え、やたら固いので戦闘面でも活躍してくれました。
「わっはっはっは」の明るさと、キャライベント時の一途さはくるものがありますね。

　次は三蔵法師です。台詞の一つ一つがお茶目なのか本気なのかわからないところが魅力的でした。戦闘面ではこのカテゴリーのキャラが序盤にはいないから重宝しました。
　悟空さんの只者じゃない変身っぷりも大好きです。

　総合的にみるとランスロットがトップかな？ネタの域をはるかに超えた食欲と、食べ物関係のどの話にも出てくる姿にやられました。
　キャライベントの方より、他イベントでの出番が多すぎてマスコット的なポジションで好きなのかもしれません。

　これだけ沢山のキャラを出しておいて、その上で全員満遍なく話を拾っているので魅力が少ないキャラクターがいないというバランスになっていて、なかなか好きなキャラを絞れませんね。

　とんでもないゲームだったぜ。次回作はどんな世界になってるのか楽しみですね。

多分この記事はあとで色々追記するとして一先ず出かける準備をしよう。

　追記の追記：追記したけどまだまだ書き足りないくらい楽しめました。プレイ時間がかかったのも、キャラのボイスを一つ一つ聞いてしまってました。エロゲーって多少は端折りたくなるんですが、面白いゲームはしっかりと聞いちゃうもんですね。
　これだけ魅力的なキャラクターの詰まったゲームなので、そのままに次回作（続きというよりはパラレルでいいのかな？）であるGOLDには期待してしまいます。
　シリーズ物になっちゃうと流石に食傷してしまうかもしれませんが、キャラ数とキャラの拾い方を見ていると勿体ないですよね。メーカーとしての今後の動きにも注目です。

[2013/11/08 05:49] | 感想 | トラックバック(0) | コメント(0)

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